くらし・生活

2018.7.4

しつどが高いと要注意!
梅雨時期からはじめる熱中症対策

しつどが高いと要注意!梅雨時期からはじめる熱中症対策

地域によっては35℃をこえる日もあるほど、暑さの厳しい日本の夏。特に2018年の夏は、2つの高気圧が張り出す「ダブル高気圧」の影響で、全国的に平年並みか高い気温になると気象庁が予報を発表しています(2018年2月23日発表「暖候期予報」より)。
暑さといえば、近年問題になっているのが熱中症。猛暑になる可能性のある今年は、一層の注意が必要です。そこで今回は、夏本番を前に、今からはじめておきたい熱中症対策についてご紹介します。

POINT
  • 気温がそれほど高くない日も要注意!実は、熱中症にはしつどが大きく関係。
  • しつどを下げると28℃でも涼しく過ごせ、熱中症予防にも!

気温がそれほど高くない日も要注意!
実は、熱中症にはしつどが大きく関係。

熱中症は真夏に発症するイメージがありますが、実はしつどが高く蒸し暑い梅雨時期や、梅雨が明けて本格的に暑くなりはじめたころの7月は、暑さに体が慣れていないため熱中症になりやすいといわれています。
特に、しつどが高いときは要注意。実は熱中症には、気温だけでなくしつどが大きく関係しています。
熱中症の危険度を判断する数値として環境省が情報提供している「暑さ指数(WBGT)」がありますが、「気温」「しつど」「輻射熱」からなる指標で計算時の比率は、屋外の場合はしつど「7」:輻射熱「2」:気温「1」、屋内の場合はしつど「7」:輻射熱「3」。
つまり屋内外ともにしつどが暑さ指数の7割を占めており、しつどが高い時ほど熱中症には注意が必要です。実際に東京消防庁の資料でも、気温が30℃以下でもしつどが高い場合、熱中症で搬送される人の数が多くなっていることがわかります。

熱中症は強い日差しの照りつける屋外で多いイメージがありますが、実は最も発生が多いのは屋内。日の当たらない室内にいるからといって、油断は禁物です。
中でも、特に注意が必要とされているのは65歳以上の高齢の方。2017年は熱中症により全国で52,984人が救急搬送されていますが、その内およそ半数を占めるのが65歳以上の方です。
高齢になると体の温度センサーが鈍くなり暑さを感じにくいことに加え、冷房で体が冷やされることが苦手という方も多いため、夏季の高齢者は若年者よりも室温が約2℃、相対しつどが約5%高い「高温多湿な環境」で暮らしているともいわれています。暑さを感じなくてもエアコンを使うなどして、積極的に「しつどコントロール」を行うのがおすすめです。

しつどを下げると28℃でも涼しく過ごせ、
熱中症予防にも!

近年、節電意識の定着から28℃設定が推奨されることが多くなったエアコン冷房ですが、「28℃」を暑いと感じる方もおられるのではないでしょうか。それを解決してくれるのも実は「しつどコントロール」。「体感温度」は温度としつどのバランスなどで決まり、同じ温度でもしつどを下げることで涼しく感じます。

では、28℃という高めの温度設定のままで、どの程度しつどを下げれば快適になり、熱中症予防にもつながるのでしょうか?
そこで、横浜国立大学教授の田中英登先生監修のもとダイキンが検証!20代から60代の男女12名(男性6名、女性6名)を対象に、「室温28℃/しつど85%」と「室温28℃/しつど60%」の場合で体感がどう変わるのか、しつどをコントロールすることで熱中症予防の可能性はあるのか、サーモグラフィを使った検証試験をおこないました。

サーモグラフィを使った可視化検証試験の結果

  • 温度28℃/しつど85%で皮膚温度の上昇がみられた状態から、(温度は28℃のまま)しつどを60%に減少させると12名中10名で顕著に手部や顔部の皮膚温度が低下しました。
  • 主観的感覚は、しつど低下に伴い快適性が上昇する傾向が確認されました。

「しつどが20%変われば、体感温度は約4℃変わります」

実験監修
横浜国立大学 教育学部教授
田中 英登 先生

医学博士。1983年筑波大学大学院修士課程健康教育学科修了。大阪大学医学部助手、横浜国立大学助教授、米国デラウェア大学客員研究員を経て、2004年より横浜国立大学教育人間科学部教授。専門は環境生理学(温熱環境)、運動生理学。

今回の可視化検証試験では、同じ温度(28℃)でも、しつどが高い(85%)と暑く不快に感じ、しつどが低い(60%)と快適に感じる様子が男女ともに観察されました。このようになる理由は、しつどが低いと体温調節のために発せられた汗が蒸発し気化熱により体温を下げるのに対し、しつどが高いと汗が蒸発しにくく、十分に体温を下げることができずに更に汗をかき、より暑く感じてしまうためです。しつどが20%違うと体感温度は4℃違うと言われています。つまり、温度を変えなくてもしつどをコントロールすることで熱中症対策、男女の温度に対する性差の解消につなげることができます。
エアコンが苦手な高齢者は暑さ対策に扇風機を使用することも多いのですが、室温やしつどが高い状態で扇風機を使うと、室内の暑い空気を長時間受け続けることになり、それが原因で熱中症になることもあります。普段から温度としつどをチェックして、しつどが高い日にはエアコンの使用を心がけるようにしましょう。

今回の検証から、冷房の設定は温度28℃、しつど60%を目安にするのがおすすめであることが分かりました。
冷房控えめでも温度だけを意識して我慢せず、しつども把握するよう心がけましょう。

しつどコントロールが得意なエアコンで
今年の暑さに対策を!

これまで、しつど調節の大切さをご紹介してきましたが、これを得意としているのがダイキンのエアコンです。
夏場に「冷房しているのになんだか蒸し暑い…!」と感じたことはありませんか?
その原因、実は“しつど”なんです。ダイキンの「プレミアム冷房」なら、温度は控えめの28℃でもしつどをコントロールし、ずっと快適な「新・28℃」を実現できます。

冷房をつけていても蒸し暑く感じる理由

ダイキンの「プレミアム冷房」なら自然な涼しさが続く※1

ダイキンの「プレミアム冷房」は、設定温度に到達した後も熱交換器の一部だけを冷やし続けることで除湿を継続し、部屋のしつどを快適に保つことができます。

さらに「クールブースト制御」機能を搭載し、従来より冷房スピードが40%※2アップし、すばやくお部屋を涼しくすることが可能です。

※1.当社測定基準による。対象機種 従来機種2014年S40RTRXPと新機種2018年S40VTRXPと同等機種(S40STRXP)との比較。当社環境試験室(14畳)、外気温29℃・外気湿度70%、風量自動、設定温度27℃で冷房運転を行い室温安定時の湿度を確認。※使用環境、運転条件、温度条件により効果は異なります。

※2.当社試験当社試験室(14畳)、外気温35℃、室温35℃、湿度70%、風量「5」、風向(上から3段目)、設定温度26℃で運転開始後、湿度60%に到達するまでの時間を測定。2017年S40UTRXP 11分 2018年S40VTRXP 7分

おすすめのエアコン

「プレミアム冷房」や「クールブースト制御」搭載のエアコンについては、ぜひ空調の専門家であるダイキンプロショップまでご相談を。
今年の夏は、「新・28℃」対応エアコンで、快適に過ごしませんか?

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