ルームエアコン

2018.3.9

知って安心!
住まいの設備で災害に備える方法

エアコン・住宅設備の選び方

東日本大震災以来、防災意識が高まり、食料の備蓄や防災グッズを常備したり、家具の転倒などを防ぐ工夫をされる方も増えたのではないでしょうか。阪神大震災が起きたのは1月、東日本大震災が起きたのは3月。この季節になると、メディアなどで震災情報を目にすることもあり、防災意識を新たにするきっかけになります。
そこで今回は、住まいの設備を防災の視点でご紹介。リフォームなどで住宅設備の購入・買い替えを検討中の方はもちろん、今は予定のない方も、ぜひ今後の住まいづくりの参考にしてください。

POINT
  • 給湯機のタンクの水を、断水時の生活用水として活用!
  • ライフラインの復旧スピードを考えるなら、
    給湯機やコンロはガスより電力を使うものを。
  • 重いので要注意!エアコンの落下対策もしっかりと。

給湯機のタンクの水を、
断水時の生活用水として活用!

震災などでライフラインが寸断されたときの困りごととして、代表的なものの一つが水の確保。飲料水はもちろんですが、トイレや洗濯などに使う生活用水も暮らしに欠かせません。 仙台市が東日本大震災について行ったアンケートでも、震災後の自宅での生活で困ったこととして、最も多く挙げられたのが生活用水。飲料水を上回る結果になっています。

対策として、ポリタンクへの汲み置きや、水をできるだけ使わず生活できるように携帯トイレやウエットティッシュを準備しておくことなどが考えられますが、いざという時は汲み置きが足りなくなる可能性もあります。

そんなとき、さらなる備えの一つとして知っておきたいのが、給湯機のタンクの水の活用について。ヒートポンプ式給湯機のエコキュートや、貯湯式の電気温水器は、屋外にお湯を貯めておくタンクを設置しますが、メーカーや機種によってはこのタンクの水を断水時に取り出して、生活用水として使うことができるものもあります。

ただし、非常時に水を取り出すための「取水栓」の有無や、取り出し方法、注意点はメーカーや機種ごとに異なりますので、詳細は必ずご自宅の給湯機の取扱説明書をご覧ください。これから購入を検討される方は、対応する機種について販売店等にご確認を。

震災時には、電力が寸断されてしまうこともあります。エコキュートの場合、メーカーや機種によっては、停電していてもシャワーや蛇口からお湯が使えます。震災時だけでなく、普段の生活の中で落雷、台風、雪などによって停電してしまったときにも便利なので、エコキュートや貯湯式の電気温水器をご利用の方は、取扱説明書を確認してみてください。

ただし、停電している時は湯温調整ができずに高温のお湯や水が出る場合があるため、やけどに気をつけて、必ず湯温を確かめてから使用してください。タンクにお湯が無くなると水しかでなくなります。
また、集合住宅などポンプで給水している場合はお湯が出なくなりますので、事前にご自宅の給水の状態を確認しておいてください。

*お湯の温度は設定通りにならず、高温のお湯が出ることがあるのでやけどにご注意ください。
*給水圧力条件を満足していない場合はお湯が出ないことがあります。

ライフラインの復旧スピードを考えるなら、
給湯機やコンロはガスより電力を使うものを。

震災後のライフライン復旧の早さで言うと、ガスより電力の方が早い傾向にあります。
東京都が発表している「首都直下地震等による東京の被害想定」でも、電力については、「阪神・淡路大震災以降に発生した既往地震災害時には、いずれの地震時にも停電被害の復旧に概ね1週間程度を要している。」ガスについては「都市ガス設備被害の復旧に概ね1~2カ月程度を要している。」とあります。
つまり、給湯機やコンロなどの住まいの設備も、ガスを使わないタイプの方が、早く使えるようになる可能性が高いと言えそうです。

対応する設備としては、コンロならIHクッキングヒーターが代表的。給湯機ならエコキュートや電気温水器が挙げられますが、省エネ性に優れている点がエコキュートのメリット。お湯を沸かすエネルギーのうち約3/4は大気の熱を利用し、電力でまかなっているのは残りの1/4だけです。一方、貯湯式の電気温水器の場合は全てを電力でまかなうことになります。 このように、災害時に頼れるエコキュートですが、もし地震で倒れて使えなくなってしまったら元も子もありません。エコキュートの購入・入れ替えを検討する際は、耐震性に配慮されているかもチェックしてみてください。

重いので要注意!
エアコンの落下対策もしっかりと。

地震と言えば、室内の家具が倒れることや、高いところに置いているものの落下なども気になります。実際に、地震のケガの原因として家具の転倒・落下・移動によるものが30~50%程度にのぼるというデータも。高層階ほどその割合は高くなります。

家具の転倒対策については転倒防止金具での固定が知られていますが、家電についても同様の対策が可能なものがあり、固定ベルトや滑り止めのマットなどが販売されています。
冷蔵庫などの大型家電はもちろん、テレビなども揺れで飛んでいってしまうリスクがあるので、対策しておいた方が安心です。
一方、落下対策として見落とされがちなエアコンですが、ソファの上など頭上に設置していることも多く、重さが15㎏以上の機種も。万が一、落下するようなことがあれば、被害が大きくなることが予想されます。地震の時に、落ちにくい設置構造のエアコンであるかどうか確認しておくのがおすすめです。
ダイキンエアコンの場合、全機種、震度7想定の地震時でも落下しにくいようにネジ止めにより固定できる構造になっています。
※2012年11月1日以降発売の壁掛形エアコンペアタイプにおいて。

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エコキュートやエアコンの
ご購入・買い替え相談はプロのお店へ

今回は、防災の視点から住まいの設備についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?給湯機やエアコンを選ぶときは、性能や機能の高さはもちろんですが、「災害時にも安心して使える設備・機器かどうか」という観点も、ぜひこれからは、ちょっとプラスしてみてください。
また、今回ご紹介した非常時にも心強いダイキンのエコキュートやエアコンのご購入・買い替えに関するご相談は、ダイキンが認定した地域の「ダイキンプロショップ」までお問い合わせを。製品の特長はもちろん、工事の具体的な手順や費用などもご案内します。

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